この記事でわかること
- 介護施設で働く中で、いちばんしんどいのは“人間関係”というリアル
- 「職員にも取扱説明書がある」と感じてしまう理由
- 人間関係に疲れないために、私が実践している考え方の工夫
介護の仕事って、やっぱり体力勝負。
夜勤もあるし、利用者さんの状態も日々変わるし、命を預かる責任もある。
でも──
それよりしんどいのは「人間関係」だったりする。
変な人、多すぎない?

- 感情だけで話してくる人
- とにかく自己中心的
- 気分屋で、言うことがコロコロ変わる
- 愚痴ばっかり
- 人のミスや欠点を見つけるのが得意(というか趣味)
- 「昨日と話が違うよ?」が日常茶飯事
こういう人、どこの施設にもだいたいいる。
しかもその人たち、「自分は正しい」って信じて疑わない。
職員にも“取扱説明書”がある

利用者さんへの対応なら、ある程度マニュアルや指針がある。
でも実は──
職員一人ひとりにも“取扱説明書”がある気がする。
- この人は指示口調NG
- あの人には先に根回し必須
- 機嫌を損ねると裏で何を言われるか分からない
誰にどう話すか、どこまで伝えるか、
相手によって毎回微調整。
でもね、私たちロボットじゃないんですよ。
毎回そこまで気を配るの、正直しんどい。
なんでこんなに生きづらいの?
理由はいくつかあると思っていて──
- 学歴や経歴がバラバラで価値観が揃いにくい
- 日々の忙しさで余裕がなく、感情に引っ張られがち
- 感情労働の多い業界で、“ぶつかり”が起きやすい
- 自分の正しさを崩せない人が残りやすい職場環境
間違いを認めるより、押し通す方が楽だから、
いつの間にか「私は悪くない」って人が増えていくのかもしれません。
長く続けるための“ちょっとしたコツ”
もうこれは、自分の受け止め方を調整するしかないと気づきました。
- ビジネスライクでOK。「家族」じゃない、「仕事仲間」と割り切る
- 気にしない。「この人はこういう人」と受け流す
- 考えすぎない。モヤモヤしたら紙に書き出すか、誰かに吐き出す
- 全員に好かれなくてもいいと決める
完璧にこなす必要なんてないし、
合わせすぎて自分を失うくらいなら、ちょっとズレてるくらいでいい。
さいごに
人間関係に悩んで辞めていく人、多いです。
でも、次の職場にも似たような人がいたりする。
だからこそ、
「全部うまくやろうとしない」って、自分を守るために必要なスキルなのかもしれません。
相手に合わせすぎて疲れたら、ちょっと立ち止まって深呼吸。マイペースで大丈夫です◎