要介護度と要支援の違いをやさしく解説|認定基準・目安・申請の流れ

介護のこと
こむぎ
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こんにちは!特養相談員ママのこむぎです!

「要介護度」「要支援」という言葉。

ニュースや、役所で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

似ているようで、実は意味や使い方が違います。

この記事では認定基準や目安、申請の流れを、現役相談員の視点でやさしく解説します。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

この記事がおすすめな方
  • 介護保険を初めて利用する方
  • 家族の介護が必要になるかもしれないと感じている方
  • 「要介護」と「要支援」の違いがよくわからない方

要介護度・要支援とは?

介護保険制度では、サービスを利用するために「要介護認定」を受ける必要があります。

この認定結果が

「要支援(1・2)」

または

「要介護(1〜5)」

になります。

要介護度は日常生活での介助が必要な度合いを表し、数字が大きいほど介護の必要度が高くなります。

要支援は生活機能の低下を予防するための支援が必要な状態です。

例えば特養(特別養護老人ホーム)の入居条件は、原則として要介護3以上!

詳しくは、coming soon。

要介護度の目安

  • 要介護1:日常生活の一部に介助が必要(例:入浴・立ち上がり)
  • 要介護2:歩行や身の回りの動作に介助が必要
  • 要介護3:日常生活の多くに介助が必要(移動・排泄など)
  • 要介護4:ほぼ全面的に介助が必要
  • 要介護5:生活全般で常時介助が必要

要支援の目安

  • 要支援1:一部生活機能が低下、介護予防サービスで改善可能
  • 要支援2:複数の生活機能が低下、継続的な予防支援が必要

要支援の場合は、訪問介護(生活援助中心)や通所介護(デイサービス)など、予防を目的としたサービスが中心になります。

認定の流れ

要介護・要支援の認定は次の流れで行われます。

  • 市区町村の介護保険課に申請
  • 訪問調査(調査員が自宅で生活状況を確認)
  • 主治医意見書の作成
  • 介護認定審査会で判定
  • 認定結果が通知される

調査では、動作の自立度・記憶力・病状などが細かくチェックされます。

まとめ

要介護度や要支援は、介護サービスを利用するための大切な基準です。

違いや目安を知っておくことで、必要な支援を早く受けられます。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

最後まで読んでくださりありがとうございました!