
こんにちは!ワーママ相談員のこむぎです✨
「介護の仕事って大変そう…」
「お給料はどのくらい?」
そんな不安や疑問を抱えている方って多いですよね・・・。
この記事では、介護現場のリアルな様子を分かりやすく解説します!
そもそも介護のお仕事って何?
介護とは、
- 食事や入浴などの身体的な支援を行うこと
- 話し相手になる、寄り添うことで心のケアを行うこと
対象となるのは、高齢の方だけではなく、病気や障がいのある方も含まれます。
どんなお仕事なの?
介護のお仕事に共通する内容に、身体介助、生活援助、相談やコミュニケーション、健康管理、記録や報告があります。
今回はその5つについてご紹介していきます。
身体介助
食事介助
スプーンで食事を運んだり、飲み込みの見守り、
場合によっては、自分で食事が取れるような環境を整えます。
入浴介助
入浴のお手伝いをします。
身体を洗うだけでなく、浴槽への移動や、保湿、着替え、髪を乾かします。
排泄介助
トイレへの誘導、オムツ交換など、ご利用者様に合わせた排泄をサポートします。
生活援助
掃除
居室や共用スペースの清掃を行い、清潔な環境を維持します。
洗濯
衣類やタオルの洗濯・乾燥・畳むことまで含まれます。
買い物代行
ご利用者様の食材や日用品など、必要な物を購入して届けます。
相談やコミュニケーション
・ご利用者様やご家族様の悩みや不安を聞き、状況に応じたアドバイスや情報提供を行います。
・日常的にコミュニケーションを図り、ご利用者様の意向を汲み取っていきます。
健康管理
バイタルチェック
血圧・体温・脈拍などの計測を行い、早めに体調変化に気がつけるようにしていきます。
服薬管理
薬のセッティング、お渡し、飲み忘れがないかの見守りや声かけを行います。
記録や報告
・ケアの内容やご利用者様の変化を所定の様式に記録します。
・スタッフ間で申し送り、報告を行い情報共有を行います。
・ご家族様へご利用者様の状況を適切に伝えます。
お給料はいくらくらいなの?
介護職1年目の月給は、
月給20万円〜25万円程度が目安になります。(※地域差があります。)
また、夜勤手当(1回5,000円〜8,000円)や資格手当(5000円〜15,000円)がつくと、さらに月給が上がる場合があります。
施設、デイサービス、訪問介護など、どこで働くのかによっても金額に差が出てきます。
特に施設は24時間ご利用者様のケアが必要なため、他の職種と比べるとお給料が高い傾向があります。
社会人一年目の平均月収「22万円」と比べても、大きく見劣りしない金額です。

ちなみに私の大卒後の初任給は約13万円(夜勤なし)、
2ヶ月目からは約21万円(夜勤あり)でした!
必要な資格はあるの?
介護の仕事を始めるのに特別な資格は必要ありません!
働きながら介護の知識・技術を身につけることができます。
スキルアップを目指したい方には、以下の資格がおすすめです。
- 初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士

資格の違い、取得方法については今後記事にしていきます。
また、運転免許があると送迎業務を行う求人への選択肢が広がります。
どこで働けるの?
介護施設
・特別養護老人ホーム:通称特養と呼ばれます。
要介護度の高い方が長期間入居する施設です。

私が働いているのは特養です。こちらも詳しい記事を作成中です。
・有料老人ホーム:民間運営の介護付き・住宅型施設です。
・グループホーム:認知症の高齢者が少人数で共同生活する施設です。
利用者の自宅(訪問介護)
・ご利用者様の自宅に訪問し、必要な身体介助や生活援助、買い物代行を行います。
医療機関
・病院の介護助手として、患者様の身の回りのサポートを担当します。
・リハビリ病院や療養型病院で、医療スタッフと連携して介護を行うこともあります。
デイサービス(通所介護)
・日中のみご利用者様が通って来られ、食事・入浴・レクリエーションを提供します。
・送迎業務やレクリエーションの企画・実施も行います。
企業や自治体
・介護相談員として、自治体の窓口で相談対応や制度説明を行います。
・企業の福利厚生として、高齢者サポート業務を担当するケースもあります。
介護の仕事に向いている人は?
介護の仕事に向いている人は、「人と接するのが好きな人」です。
さらに、下記の要素に1つでも当てはまれば、なお向いていると言えます。
- 思いやりがあり、人の役に立ちたい人
- コミュニケーションが得意な人
- 体力・忍耐力がある人
- 柔軟に対応できる人
- 責任感が強い人
- チームワークを大切にできる人
- 向上心がある人
私が関わってきた介護職の方は、
人のために何かするのが好きな方、
相手の立場に立って寄り添える優しい心をお持ちの方が多くいらっしゃりました。
また、ご利用者様にはお話し好きな方が多いので、
話を聞くのが好きであるとより向いていると思います!
介護って実際大変なの?
介護の仕事を「大変だ」とおっしゃっている方は実際に多くいます。
しかし一方で、「全然大変じゃない、むしろ楽だ」と、おっしゃられる方もいます。
他のお仕事と比べると
- 身体的、精神的負担が大きい
- 慢性的な人手不足
- お給料が低い
- プライベートとの両立が難しい
と言われることが多いです。
とはいえ、どんな仕事にも大変な面はありますよね?
不当な扱いを受けている場合は除きますが、大変さをどう受け止めるかで自己を成長させるチャンスに繋げられるのではないでしょうか。
介護のお仕事をされている方の中には、コミュニケーションスキルが高い方が多くいらっしゃいます。
また、介護以外の医療分野、リハビリ分野、栄養の分野に関わる機会もあります。
さらに、ご利用者様、ご家族様も様々な職種の方、困難を乗り越えた人生を送って来られた方が多くおられます。
そういった方々から自分が成長できるチャンスをもらえている、知識を得る機会があると捉えることで自己成長に繋げていけるのではないでしょうか。
私自身、身体的・精神的に負担を感じる場面は少なからずあります。
しかし、そこでネガティブになったり、他者のせいにせず、自分の感情と向き合い、言語化し日々成長できるように努めています。
「毎日成長できるチャンスをもらいながら働ける。」
そんな素敵お仕事であると私は捉えています。
まとめ
介護のお仕事は、確かに大変な部分もありますが、捉え方次第では自己成長に繋がり、やりがいを感じられる魅力的なお仕事です。
この記事では、以下の内容について解説しました。
- 介護の仕事の基本について
- 介護職の給料や手当について
- 必要な資格やスキルアップについて
- 働ける場所について
- 介護の仕事に向いている人の特徴について
- 大変さと自己成長について
この記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方がいれば、ぜひ介護の世界に飛び込んできてくださいね!
あなたの温かい思いがきっと多くの人の支えになります!

最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回は、「介護施設の種類ってこんなにある!入所できる人・働く人の特徴も解説!」を公開予定です。
更新をお楽しみにしていてくださいね!