
こんにちは!特養相談員ママのこむぎです!
人の話を“ちゃんと”最後まで聞くって、思ってるより難しいですよね、、。
私は、つい自分の考えが浮かんできたり、途中で口をはさみたくなったりします。
そんな私に、最近夫がぽそっと言ったんです。
「傾聴力、高めようと思ってて。最近、頭の中で“文字起こし”してみてるんだよね。」
えっ、それってどういうこと…?詳しく聞いてみました!
頭の中で“文字起こし”するってどういうこと?

話を聞きながら、その人の言葉を頭の中で「そのまま」書き起こしてみる。
言い換えたり、自分の解釈を混ぜたりせずに、ただ聞こえた言葉をそのまま文章にするんだそうです。
例えるなら、YouTubeのテロップのように目の前の人の頭の上が下に、文字を並べていきます。
やってみると、思っているより難しいんです!
話を文字起こしすると、何が変わる?
「。」や「、」がどこにあるか意識できる
相手がどこで区切って、どんなふうに話をまとめてるのかが見えてくる。
相手の話し方のクセや特徴が分かります。
結果的に、相手の話を最後まで聞けるので、話を遮りにくくなります。
繰り返し使う言葉が明確になる
無意識に何度も出てくるワードって、相手が大事にしてることが多いんです。
大事にしているポイントを見抜こう!とすると難しいですが、こうすると自然に頭に残ります。
言葉のクセ=感情のヒントになる
たとえば「たぶん」「でも」「やっぱり」みたいな言葉に、ためらいや迷いが見えてきます。
どこに不安があって、どこに戸惑いを感じているのか、そこにアプローチすることでことが円滑に話を進めることができます。
衝突を回避することも、、、!
相手の大事にしていることに“気づける”

文字起こしの一番のメリットは、「相手が本当に伝えたいこと」が浮き彫りになること。
言葉にすると、「あ、この人ここが気になってるんだな」とか、
「この話って、“安心したい”って気持ちから出てきてるのかも」って、
【話の核】がつかみやすくなるんです!
傾聴に必要なのは、“最低限の認識のすり合わせ”
夫が最後に言っていたのがこの言葉。
「相手の話を最後まで聞いて、ちゃんと受け取れているかって、実は“言葉の選び方”で分かるんだよね。」
相手の話を正確に“再現”できるかどうか。
自分が相手の立場だったら、どう言い換えるだろうか?
その視点があるだけで、やりとりのズレや誤解ってぐっと減るんだそうです。
まとめ:聞くこと=受け取ること

「話を最後まで聞く」って、ただ黙ってることじゃなくて、
相手の言葉を、ちゃんと“受け取る”こと。
頭の中で文字起こししてみると、
- どんな言葉を使ってるか
- 何に重きを置いてるか
- 何を伝えたいと思ってるか
そういう“見えないもの”が浮き上がってくる感覚があります。
最近「話、ちゃんと聞けてないかも」って思うことがあったら、
ぜひ一度、頭の中で“文字起こし”挑戦してみませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございました!