
こむぎ
こんにちは、特養相談員ママのこむぎです。
育児や介護の毎日、なんだか「笑わなきゃ」って無意識にがんばっていませんか?
私も息子が小さい今、寝不足の日やイライラする日、心から笑えないときがあります。
つい作り笑いで乗り切っちゃうんですよね。
そんな時に知ったのが「アルカイックスマイル」という言葉。
今日は、がんばらない笑顔=自然な微笑みについて、一緒に見ていきましょう。
アルカイックスマイルとは?
「アルカイックスマイル」とは、古代ギリシャや弥勒菩薩などに見られる、口元だけがほんのり微笑んでいる表情のこと。
目は穏やかに閉じていたり、無表情に近いけれど、口角が少し上がっている…そんな、静かで奥ゆかしい笑顔です。
この笑顔は、外に向けて「私は大丈夫ですよ」とアピールするためではなく、内側からにじみ出る平和さや静けさを表すものだそうです。
無理に笑うとどうなるの?
「笑うと幸せホルモンが出る」とよく言われますが、
それは“心からの笑顔”のとき。
無理して作った笑顔は、逆に脳がストレスを感じることもあるんです。
たとえば、こんなことありませんか?
- 子どもがグズってイライラ…でも笑顔で「大丈夫よ〜」と対応
- 利用者様の家族に気を遣って、表情を崩さないようにしている
- SNSや職場では笑ってるけど、帰宅後どっと疲れる
アルカイックスマイルの効果
そんなときこそ、“つくる笑顔”ではなく“ゆるむ笑顔”が大切。
アルカイックスマイルのようなやさしい微笑みを意識すると、こんな効果があるとされています。
- 表情筋が緩み、自律神経が整いやすくなる
- 呼吸が深くなり、気持ちが落ち着く
- 周りにも「安心感」が伝わる
- 自分自身の“心の安心”にもつながる
笑顔って、実はまず自分のためなんだなぁと気づかされますね。
よくない使い方は?
ただし、「アルカイックスマイルを作ろう!」と意識しすぎてしまうのも逆効果。
ポイントは、無理に表情をつくろうとしないこと。
疲れているときは、まず自分の気持ちを認めて、「今日は笑えないな〜」でもOK。
それでも、ふと心が緩んだときに自然と微笑めるようになると、すごくラクになります。
私のやっていること
私の場合は…
- 息子が寝た後、窓を開けて深呼吸しながら「ふぅ〜」とリラックス
- コーヒーをゆっくり飲みながら、口角を少しだけ上げてみる
- パパと「今日どうだった?」と話しながら、自然に笑える時間を作る
まとめ
- 無理に笑うと、逆に疲れてしまう
- アルカイックスマイルは“がんばらない微笑み”
- 自分の内側からふっとゆるむ笑顔でOK
- まずは「今日は笑えないな」と認めるところからはじめよう
育児や介護でいっぱいいっぱいな日でも、
“自分のための微笑み”をひとつ、持ってみてくださいね。
今日もおつかれさまです。