働くパパママ必見!「子の看護休暇」って何?制度の基本とリアルな使い方を解説

子ども・夫婦のこと

「また保育園から呼び出し…」

「子どもの病院、仕事どうしよう…」

働くパパ・ママなら、一度は悩んだことがある「子どもの体調不良問題」

そんなときに使えるのが【子の看護休暇】という制度です。

私も職場復帰してから何度もこの制度のお世話になっております。

「どんなときに使えるの?」

「有給とどう違うの?」

「今年度から何か変わった?」など、

意外と知られていないポイントを、実際に使っているワーママ目線でわかりやすくまとめました!

子の看護休暇とは?

「子の看護休暇」は、小学校就学前の子どもを育てているパパ・ママが使える特別休暇制度です。

子どもが体調を崩したときや通院が必要なとき、保育園に行けないときなどに仕事を休めるよう、法律で定められています。

労働基準法で定められていて、企業に勤めている人ならパートや契約社員でも取得可能です。

どんな時に使えるの?

名前は「看護」とついていますが、実は想像以上に幅広く使えます

  • 子どもが発熱、咳、嘔吐などで保育園を休んだとき
  • 保育園から「お迎えに来てください」と連絡があったとき
  • 病院受診や予防接種の付き添い
  • 体調は回復してるけど、登園の許可が出ていないとき
  • 長期休み(GW・お盆・年末年始など)で保育園が閉まっていて、自宅でのケアが必要なとき
  • 「元気だけど家で見なきゃいけない日」

繰越はできるの?

子の看護休暇は年度ごとのリセット制です。

たとえば2025年度に使わなかった分を、2026年度に持ち越すことはできません

つまり「使わなかった=消滅」してしまいます。

せっかくもらえる制度なのに、遠慮して使わなかったり、存在を忘れていたりすると本当にもったいない…!

特に年度末は「有給も残ってるし、子の看護休暇も残ってた!」ということもあるので、使えるうちにしっかり使うのがおすすめです。

ちなみに、有給休暇とは違って取得理由をしっかり伝える必要がある場合が多いです。

「子どもの体調不良」

「通院」

「保育園が休みで家庭でケアが必要」

など、内容に合わせて書きましょう。

よくある疑問Q&A:子の看護休暇って実際どうなの?

Q
有給とどう違うの?
A

有給休暇は理由を問わず自由に使えますが、子の看護休暇は「子どもの病気やケア」が理由として必要です。

ただし、有給を消費せずに休めるのが大きなメリット!

Q
1日休まないとダメ?短時間だけじゃ使えない?
A

2024年4月の法改正で、半日単位での取得が正式にOKになりました。

会社によってはさらに「時間単位」での取得も可能な場合があります。

就業規則を要確認!

Q
共働き家庭でも、両親で1人ずつ取れる?
A

もちろんOK!例えば、1人ずつそれぞれが5日ずつ取得できます(子が1人の場合)。

ただし、同じ日に2人同時に取る場合などは、会社の理解が必要なケースも。

Q
証明書は必要?
A

基本的には不要なことが多いですが、職場によっては診断書や保育園からの呼び出し連絡の写しなどを求められる場合も。

申請前に会社のルールを確認しておくと安心です。

今年度からの改正ポイント⭐️

実は2024年4月から、子の看護休暇について注目の改正がありました!

「半日単位」での取得が法律上も明確にOKに。

これまで「午前だけ休む」といった場合、会社によっては認められなかったり、1日分カウントされたりすることもありましたが、今後は国のルールとして「半日取得」が正式に認められるようになりました。

たとえば、

午前中に病院に連れて行って、午後から出社

午前中は勤務して、午後にお迎え→病院へ

という動き方がしやすくなります。

仕事と育児の両立に、ちょっとした余裕が生まれますね!

私の使い方(ワーママ体験談)

こむぎも、息子が1歳を過ぎてから「子の看護休暇」には本当に助けられています。

特に保育園に通い始めてからは、月1〜2回は必ず体調不良で呼び出し or お休み

有給だけではとても足りません…。

一番よく使うのは、

朝から熱が出て登園できなかった日

長期休暇で保育園が休みのとき(GW・お盆など)

今のところ「子の看護休暇」という言葉を使えば、職場でも理解してもらいやすく、申請もスムーズです。

理由の書き方に迷うときは「看病・育児対応のため」で通りました。

まとめ

「子の看護休暇」は、育児中の働くパパ・ママの強い味方

体調不良の日だけでなく、病院付き添いや保育園が使えないときにも活用できます。

繰越はできないので、使えるときには上手に活用して、心も体も余裕を持って働けたらいいですよね。

忙しい毎日だからこそ、制度はフル活用していきましょう!

私もこれからも上手に使いながら、育児と仕事のバランスを取っていきたいと思っています。

この記事を作成していて、おやおやパパ去年この休暇使ってなくないかい?

今年は使わないと勿体無くないかい??と気がついたので早速家族会議に洒落込みたいと思います。

こむぎ
こむぎ

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!

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