会議が毎回ぶれる?介護現場で合意が覆る理由と解決のヒント3選

生活相談員のこと
この記事が届いてほしい人
  • 施設での調整業務に疲れ気味の相談員さん
  • 「なんで話し合いが毎回ぶれるの?」と感じている現場スタッフさん
  • みんなの“気持ち”と“現実”のバランスに悩んでいる方
こむぎ
こむぎ

こんにちは!特養相談員ママのこむぎです!

今日は会議について!

よし、この方向でいこうってことで!

時間をかけて意見をすり合わせたはずの会議。

…のはずが、私は途中で抜けており、後から聞いてびっくり。

なんと話がひっくり返っていたのです😨

  • ケアマネさんはうんざり顔
  • 看護師さんは「私は納得してないんだけど」オーラ全開
  • 話し合いは“決定”どころか“混乱のスタート”だった説

こういう展開、もう何回目…?💭

というわけで、今回はこむぎ流に「根本解決に必要なこと」を3つに整理してみました。

「可哀想だから」で止まらない工夫を

「それは利用者さんが可哀想だから」

よくある言葉だけど、それで話し合いが止まってしまうと、現実的な対応や説明責任は置き去りになります。

「可哀想だから反対」ではなく、

「可哀想だからこそ、安心して過ごせる方法を一緒に考えたい」

そうやって、思考を進めていけるよう促しをしていきます。

「うなずき」は合意のサインとは限らない

「この形で決まり!」となったはずが、後から「私は納得してないんだけど」と言い出す人。

これって、本当の意味での合意じゃなかったのかもしれません。

みんなの“うなずき”が、実は「まあいいか」だった可能性。

こんな工夫が有効です。

  • 発言が少ない人にも「○○さんはどう思われますか?」と声をかける
  • 事前に個別ヒアリングの時間をとる
  • “その場の空気”に流されない確認をする
  • 各部署の中で意見をまとめてもらう

「正しさ」よりも「今回の目的」を揃える

今回のように多職種が関わる調整では、みんなが違う“正しさ”を持っています。

  • 現場は「利用者の意向第一」
  • ケアマネさんは「現実的に対応できる選択を」
  • 看護師さんは「医師の指示が第一」
  • 相談員の私は「制度と家族説明の整合性」

誰も間違ってないけど、「今回の目的は何か?」が共有されていないとチグハグに。

話し合いの冒頭で「今日は○○を決めるための場です」と明確にしておくことが、ズレ防止になります。

おわりに|調整役こそ、ひとりで抱え込まないで

今回も正直、ぐったりでした。

途中で退室した私も、もっとフォローできたかもしれません。

「決定→覆る→振り出しに戻る」のループって、ほんと調整役にはキツイ。

話し合いは「全員で考える場」。

一人が正解を出す場じゃない。

少しずつでも、“納得し合えるチーム”に近づいていけたら嬉しいです。

モヤモヤしてる相談員さん、
あなたはひとりじゃないよ。
今日も「わけわかめぇ〜〜」ってなった人、私も仲間です。笑

こむぎ
こむぎ

今日も調整、おつかれさまでした!
このブログでは、現場で感じたモヤモヤや気づきをゆるっと発信しています。
一緒に、がんばりすぎず続けていきましょうね🌸