介護職が休憩を取らない理由とは?職場全体に与える影響と対策を考える

介護・お仕事

この記事が届いてほしい人

  • 「休憩取れない現場」にモヤモヤしている人
  • 「それが普通でしょ?」に違和感を持っている人
  • 介護職のマネジメントを考える立場の人
  • 自分の“余白”を大事にしたいと思っている人
こむぎ
こむぎ

こんにちは!特養相談員ママのこむぎです!

皆さんの周りには、休憩を取らない人っていますか?

私の職場には……います。

しかも、直属の先輩

ある日ふと聞いてみたんです。

こむぎ
こむぎ

「どうして休憩、取らないんですか?」


返ってきた答えは、

先輩
先輩

「やることあるし、休憩入るとスイッチ切れちゃうんだよね〜」


…ちょっっっと、理解が追いつきませんでした。笑

さらに「休憩はどう回すか」っていう考え自体がなくて、直前にバタバタ割り振り。

「え? 私、今日休憩いつ取れるの…?」

そんな不安がついてまわります。

今回は、そんな職場のリアルなモヤモヤを深掘りしてみたいと思います。

休憩を取らない人って、どんな人?

  • 人に頼らず自分が頑張ればいいと思っている
  • 休憩を取るとパフォーマンスが落ちると思っている
  • 体力に自信があって、そもそも「取らなくても平気」だと思っている

介護現場では、

特に男性職員や、役職の付いている人に多いように感じます。

もちろん個人のスタイルとして、集中が切れるから…というのも理解できる部分はあります。

その「スタイル」が職場全体に与える影響はどんなものがあるでしょうか?

「休憩を取らない人」が与える影響

たとえばその人が上司だったら

職場の雰囲気、こうなりがちです👇

  • 休憩を取りづらくなる
  • 休憩を取る=サボり?みたいな空気になる
  • タイムマネジメントが曖昧になる
  • 我慢する人が増えて、定着率が下がる
  • 新人が「この職場はヤバい」と感じて離れる
  • 結果、慢性的な人手不足になる

…そう。

誰か一人の我慢や無理が、全体に波及していくんです。

これって、誰にとってもいいことないですよね泣

どうしたら、休憩を「当たり前」にできる?

一番のカギは、仕組みとして休憩を守ること

  • 休憩時間のスケジュールをあらかじめ決める
  • 現場のリーダーが「取ってね」と声をかける
  • 上司自身がしっかり休憩を取る姿勢を見せる
  • ロールモデル(ちゃんと休む人)を作る
  • お互いに「今、休んできて大丈夫?」と声をかけあう文化をつくる

マネジメントで整えることが、休憩の質と働きやすさに直結します。

休憩を取るって、こんなにいいこと!

「休憩=ただの一時停止」だと思っていませんか?

実はもっとたくさんのメリットがあります。

  • 仕事のパフォーマンスが上がる:脳や体をリセットして集中力が戻る
  • 小さな気づきが生まれる:ふとしたアイデアがケアの質を高める
  • 話しやすい雰囲気がつくられる:職員同士の連携もスムーズに
  • 「ちゃんと休める職場」は人が育つ:新人が安心して働ける

おわりに:頑張るあなたにも、休む時間を

介護職って、やることが次から次へとやってきて、忙しいですよね。

「もういいや、あとで…」って、つい自分の休憩が後回しになっちゃうこと、他人事じゃないはずです。

休むことはサボりじゃない。

未来への投資です。

5分でも、10分でも。

その時間があるだけで、心に余裕が戻ってくる。

ミスが減って、利用者さんにもやさしくなれて、何より自分を大切にすることにつながります。

まだまだ模索中ですが、
「ちゃんと休む自分」を認めるのも、大切なケアの1つだと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました