
こんにちは!ワーママ相談員のこむぎです!
「施設の相談員ってケアマネや事務員と何が違うの?」
「一緒に働いてるけど実際何してるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
この記事では、特養の相談員のなり方から仕事内容、必要な資格まで徹底解説します!
読み終わる頃には、相談員という仕事がもっと身近に感じられるはず。
現役相談員がリアルに語ります。
また、特養の相談員の仕事に興味があるあなたへ、少しでも魅力が伝われば嬉しいです。
ぜひ最後まで読んでいってください!
特別養護老人ホーム(特養)とは?
特別養護老人ホーム(以下、特養)は、
要介護3以上の高齢者が長期間生活する介護施設です。
自宅での生活が難しい方が、日常生活のサポートを受けながら過ごす場として設けられています。
また、多くの施設は終末期ケア(看取りケア)の体制を整えており、終の住処としての役割も担っています。
特養の全体的な仕事内容や現場の様子について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ💁♀️
特養の「相談員」ってどんな仕事?
相談員のお仕事内容は明確に定められておらず、施設によって異なります。
ここでは、私の経験や他施設の事例から、共通する業務をご紹介します。
関係機関との兼ね合いから、土日休みのところが多いですが、シフト制の施設もあります。
相談員の主な仕事内容
- 入所相談・家族対応
- 入退所手続き
- 入退院調整
- 関係機関との連携・調整
- ボランティアの受け入れ
- 現場のフォロー
ケアマネと兼務することもあり、入居者との直接的な関わりは現場と比べると少なめです。
施設運営を支える“縁の下の力持ち”的な存在です!
入所相談・家族対応
施設についての説明や入所案内を行います。
自宅や病院などへ出向き、事前面談をすることもあります。
入所後は連絡窓口となり、入居者の様子の報告や日用品の相談も行います。
入退所手続き
契約書などの説明対応を行います。
特に入所時は書類が多く説明も長くなりがちなので、要点を押さえて分かりやすく伝えることが大切です。
入退院調整
医療機関と連携し、入院・退院時の調整を行います。
退院時には受け入れ準備を整え、ご家族との連携も重要になります。
関係機関との連携・調整
市役所や福祉用具業者など多様な関係機関とやり取りします。
限られた時間でスムーズに調整するには、タイミングや伝え方がカギになります。
ボランティアの受け入れ
地域とのつながりも大切なお仕事です。
ボランティアの募集・登録から当日の案内までを担います。
現場のフォロー
職員に欠員が出た場合、入浴介助や食事介助など現場支援に入ることもあります。
ある日の相談員の1日
勤務時間:8:30〜17:30(休憩1時間)
8:30 出勤、記録確認、1日の業務を整理
9:00 朝の申し送り、現場確認
10:00 入所相談対応
11:00 関係機関と連絡調整
12:00〜13:00 昼休憩
13:00 午後の準備
14:00 事前面談
15:00 カンファレンス出席
16:00 家族や関係機関との連絡
17:00 業務のまとめ・振り返り
17:30 退勤
※あくまで一例です。予定が変更になることも多く、柔軟な対応力が求められます。
特養相談員になるには?必要な資格・経験とキャリアパス
必須資格は?
法律上の「必須資格」はありませんが、施設によっては以下のいずれかが要件になることがあります。
- 介護福祉士(+実務経験)
- 社会福祉士
よくあるキャリアパス
新卒から相談員になるのはまれです。
現場経験を経て、知識や対人援助のスキルを積んでから転職や部署異動で就く方が多いです。
現役相談員の傾向
夜勤の負担や身体的な理由もあり、40代以降の方が多い印象です。
資格の取得方法と難易度
介護福祉士
- 取得方法:実務経験3年+実務者研修 → 国家試験
- 難易度:★☆☆〜★★☆☆(合格率約70%)
社会福祉士
- 取得方法:福祉系の大学・養成校 → 国家試験
- 難易度:★★★☆☆〜★★★★☆(合格率約30〜40%)

詳しい記事は後日作成予定です!
特養相談員のやりがい・魅力と、向いている人
相談員のここがいいところ!
- ご家族の思いを施設内に届けて、みんなで形にできたときに喜びを感じる。
- 職種間の意見の違いをまとめ、チームで同じ方向に進めるやりがいがある。
- 多様な人と関わることで視野が広がり、成長できる。
- タスク管理スキルが自然と身につく。
こんな人に向いている!
- 誰かをサポートすることが好き。
- 制度や状況の変化にも柔軟に対応できる。
- たくさんの意見に振り回されず、自分の考えを大切にできる。
まとめ ~特養相談員は“縁の下の力持ち”!
今回は、特別養護老人ホームで働く「相談員」の仕事内容、なり方、必要な資格について解説しました。
入所者やご家族、職員、地域や関係機関と幅広く関わる相談員の仕事は、表には出にくいけれど施設運営に欠かせない“縁の下の力持ち”です。
今後は以下の内容もシリーズでお届け予定!
- 特養へのスムーズな申込の流れ
- 退所までのサポート
- 入所後の生活ってどんな感じ?
少しでも相談員という仕事に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
次回は「特養申込の流れ」について詳しくお届けする予定です!
「実際どうやって申し込むの?」「申し込んでからどれくらいで入れるの?」という疑問を、現役相談員の目線でお答えしますので、ぜひお楽しみに✨

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!