特養ってどんなところ?初めての人にもわかる入居条件・生活・費用までやさしく解説

介護のこと
こむぎ
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こんにちは!特養相談員ママのこむぎです!

「特養(特別養護老人ホーム)」ってご存知ですか?

いわゆる「老人ホーム」の一つ。

実は、、誰でも入れる施設ではないんです。

この記事では、特養の基本から入居までの流れを、現役相談員の視点でやさしく説明します!

私の名前にも入れている特養について、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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特養の生活相談員×2歳男の子ママ。
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特養とは?

正式名称は「特別養護老人ホーム」

自宅での生活が難しくなった高齢者が、介護や生活支援を受けながら長く暮らせる施設です。

運営は社会福祉法人や地方自治体が多く、介護保険のサービスとして位置づけられています。

原則として要介護3以上の認定が必要です。

特養での生活

特養には「従来型」と「ユニット型」があり、居室の作りや生活の雰囲気が異なります。

私が働いた経験からの違いは、こちらの記事にまとめています。

おおよその1日の流れ
  • 起床

  • 朝食
  • 入浴やリハビリ

  • 昼食

  • 午後の活動

  • おやつ

  • 夕食
  • 就寝


介護職員だけでなく、看護師・リハビリ職員・ケアマネ、生活相談員など多職種が関わり生活を支えています。

費用の目安

費用は

「介護保険の自己負担分」+「居住費・食費」

がかかります。

そこへ

「医療費」+「薬代」+「日用品代」

が乗っかってきます。

月額の目安はおおよそ8万〜15万円程度です。

所得や部屋のタイプによって異なり、自治体独自の減額が受けられる場合があります。

入居までの流れ

特養への申込は、市区町村の決まりによって異なります。

  1. 市区町村の介護保険課や地域包括支援センターで行う場合、
  2. 直接施設へ申し込む場合

申込後は、施設ごとでの面談・判定会議を経て、入居の可否や順番が決まります。

メリットと注意点

メリット

介護をメインとして、長期入居が可能。看取り対応をしている施設が多い。

注意点

要介護3以上の方が対象。待機が長くなる場合もある

まとめ

特養は「終の棲家」として選ばれることが多い施設です。

条件や生活の様子を事前に知って準備しておくことが大切です。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

こむぎ
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最後まで読んでくださりありがとうございました!